不眠症(ふみんしょう)

こんなときは漢方薬

私たちは昼間は起き、夜は眠って休養するという調和した自然の法則で活動しています。
夜、眠れないことが習慣となり苦しむのが不眠症です。

【症状】
①寝付きが悪い
②眠りが浅い
③夜中に何度も目覚める
④熟睡感がない
⑤一睡もできない
などです。

【原因】
①高血圧
②脳動脈硬化
③躁鬱病(そううつびょう)
④ヒステリー
⑤肝臓や腎臓の疾患
⑥多くは不安や緊張による精神、感情の障害による心因性で機能的なものです。

【こんなとき漢方薬では】
単に睡眠薬や精神安定剤を使うのではなく、疲れきった脳細胞を元気づけ神経の動きを正常にするとともに、弱っている胃腸なども整え全身の機能を回復し不眠症を治します。酸棗仁湯(さんそうにんとう)、甘草瀉心湯(かんぞうしゃしんとう)、帰脾湯(きひとう)などの良薬で熟睡しましょう。

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