慢性の下痢(まんせいのげり)

こんなときは漢方薬

【症状】
1日数回から10数回も水様性の下痢があります。
「潰瘍性大腸炎」では
①下痢が続く
②粘液、膿便が出る
③ひどい痛み
④常に腹部が不快
⑤ゴロゴロと腹鳴
⑥腹満
⑦全身倦怠
⑧食欲不振
⑨痩せてきて貧血を起こす。

「過敏性大腸炎」では下痢を繰り返しますがあまり痩せません。

【原因】
①腸の病気に限らない
②胃がん
③膵炎
④肝硬変
⑤甲状腺機能亢進症
などの場合と
⑥家庭や職場でのストレスによる精神的葛藤からも起こります。

【こんなとき漢方薬では】
原因となっている病気の治療とともにストレスを解消します。胃腸と同時に全身の機能をよくすることが大切です。甘草瀉心湯(かんぞうしゃしんとう)、真武湯(しんぶとう)、桃花湯(とうかとう)、などを用いてスッキリ快便へと導きます。

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