しもやけ

こんなときは漢方薬

【原因】
寒さや冷え(3〜5℃)以下が皮膚の同じ場所に繰り返し加わり、静脈にうっ血を生じる。子どもと若い女性に多いが抹消血流の悪い糖尿病・レイレー病・動脈硬化症・膠原病の高齢者にもでる。

【症状】
①手足の指、耳など
②赤紫黒色に腫れ
③痛くて痒い
④ひどくなると崩れ
⑤長引くと非常に厄介

【こんなとき漢方薬では】
①足は冷えるが顔はのぼせて火照る
②冷え性で疲れやすく
③頭痛持ち
④度々腹が痛み
⑤下痢をよくする
などの全身の症状もあわせてしもやけを改善します。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)、温経湯(うんけいとう)などの妙薬があり、軟膏の紫雲膏(しうんこう)を皮膚によく塗布し漢方浴剤を併用すると一層改善が早い。

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