テクノストレス症

こんなときは漢方薬

OA機器・パソコン・家庭用ゲーム機などの発達によるテクノストレスが問題になっている。
知的労働が増し、生活リズムの歪みが強まり主導権を機械に奪われ社会的に孤立し、欲求不満に陥ります。
その結果テクノストレス神経症となり、ひと昔前のキーパンチャーに見られた頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)や目の疲れ、気だるさに精神症状も加わります。

【症状】
主として
①不安
②動悸
③寝付けない
④下痢
⑤食欲が無い
⑥大食する
⑦友達を作れない
⑧やる気が出ず億劫、家でゴロゴロ
⑨異性に興味がわかない
などを訴えます。

【こんなとき漢方薬では】
頭の緊張と抑うつした気持ちを解きほぐすことを重点に葛根湯(かっこんとう)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、抑肝散(よくかんさん)、甘草瀉心湯(かんぞうしゃしんとう)などで対応します。

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