バセドウ病

こんなときは漢方薬

甲状腺が腫れ、そこから分泌される甲状腺ホルモンが過剰なために全身の新陳代謝が亢進して起こる病気です。

【原因】
はっきりわかっていませんが、何らかの仕組みで甲状腺を刺激する物質が出るためと考えられています。

【症状】
①動悸
②頻脈
③手の震え
④疲労感
⑤食欲はあるが体重減少
⑥汗をかきやすくなり冬でも暑がる
⑦眼球突出
⑧イライラし怒りっぽくなる
などです。
これらの症状は全て一度に出現するのではなく、特に初期の場合は動悸だけであったり、手の震えだけでのこともあります。

【こんなとき漢方薬では】
炙甘草湯(しゃかんぞうとう)は代表的な処方で、他に発病初期には柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)虚弱な人には柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)などで改善をはかります。

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