メニエール病

こんなときは漢方薬

メニエール病は内耳、蝸牛(かぎゅう)、三半規管、耳石器が同時に冒され起こります。

【原因】
内耳のリンパ液の圧が異常に高い状態で、ストレス、自律神経の不安定などが引き金となります。

【症状】
①めまい(前ぶれなく突然天井が回るような強いめまい。立っているのも困難)
②耳の詰まり感
③耳鳴り
④難聴
⑤吐き気、嘔吐
⑥意識の消失
⑦手足のしびれ
⑧激しい頭痛
などで、1〜2時間で収まりますが、数週間〜数ヶ月は繰り返し起こります。

【こんなとき漢方薬では】
メニエール病は水毒と血滞の病気で起こり、気が頭部に上がり、のぼせ、めまいなどがあると考えます。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)、釣藤散(ちょうとうさん)、などでじっくりと根治していきます。

タイトルとURLをコピーしました