冷え性(ひえしょう)

こんなときは漢方薬

【症状】
①手足が冷たい
②腰が冷える
③夏でも靴下が手放せない
④夜なかなか身体が暖まらず寝付けない
などの症状のほか、頭痛、肩こり、腰痛、イライラ、のぼせ、めまい、動悸などを伴います。

【原因】
①貧血
②鬱血による循環不全
③体内水分の偏在でその場所だけ冷える
④胃腸が弱く新陳代謝機能が衰えている
⑤自律神経失調
⑥婦人病
などがあります。
冷え方も全身、頭だけ、手足、腰や背だけの場合や、足腰は氷のように冷えるが顔は火照るなどさまざまです。

【こんなとき漢方薬では】
冷えの原因、症状を参考に全身的に病的症状を捉えて治療を進めます。当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅっかんとう)などで温めながら治します。

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