前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)

こんなときは漢方薬

前立腺は膀胱の出口にある男性特有の器官です。
前立腺に発生した線維腺腫という腫物が大きくなって尿道を圧迫し、排尿困難を起こすのが前立腺肥大症です。

【原因】
ホルモンのバランスが崩れたために起こる一種の老化現象と考えられています。(50歳以上の男性は要注意)

【症状】
①排尿の回数が多い
②排尿困難(尿がなかなか出ない・尿が細い・ポタポタ落ちる)
③夜間尿(1〜2回から多い時は5〜6回)
④残尿感
⑤疼痛
⑥血尿
⑦尿閉
⑧性的症状
などです。

【こんなとき漢方薬では】
排尿の状態や腫れ、痛み、炎症などにより小建中湯(しょうけんちゅうとう)、八味丸(はちみがん)、騰竜湯(とうりゅうとう)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)などで悪化しないうちに治療と予防に努めましょう。

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