口内炎(こうないえん)

こんなときは漢方薬

口内炎で最も多いのはアフタ性口内炎です。白くプツプツと口腔粘膜や口唇、舌にできしみて痛みます。年に3〜4回から多い人は月に1回程度発症します。

【原因】
①口腔粘膜への刺激(食物の異物・入れ歯・噛む)
②熱性病
③胃腸疾患
④妊娠など全身の抵抗力の弱り
などです。

【症状】
白い斑点が水疱となります。破れて浅い潰瘍をつくります。酸っぱいものや辛いものがしみて痛みます。
出血、よだれ、のぼせ、不眠に悩まされることもしばしばあります。
口の中を清潔にするために、1日4〜5回のうがいと口内炎の原因と思われる条件を取り除くことが大切です。

【こんなとき漢方薬では】
全身・局所の症状に合わせ、加減凉膈散(かげんりょうかくさん)、清熱補血湯(せいねつほけつとう)、甘露飲(かんろいん)などで再発を防止し根治させます。

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