急性腎炎(きゅうせいじんえん)

こんなときは漢方薬

【原因】
溶連菌感染による扁桃炎、リウマチ熱、膠原病などの後で発症し、時に原因不明の時もあります。
冷え、疲労、風邪でもおこり4〜6歳の子どもに多く、思春期、青年期、老年期の順で男性に多くみられます。1年以上続き病変が元に戻らないものが慢性腎炎です。

【症状】
①顔などのむくみ
②頭重
③倦怠感
④尿のにごり
⑤蛋白尿
⑥血尿
⑦血圧の上昇
などがみられます。

急性初期は絶対安静で絶食し水分を控えるほうが良い。もちろん過労や運動も治ってからしばらくは避けます。

【こんなとき漢方薬では】
水分代謝障害を治して腎臓の機能を調節し、肝臓、胃腸を整え根本的に改善します。猪苓湯(ちょれいとう)、柴苓湯(さいれいとう)などの良薬があります。

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