慢性肝炎(まんせいかんえん)

こんなときは漢方薬

だるい、疲れやすいなどの症状で、風邪と間違えやすく慢性肝炎と気付かず悪化する場合があります。

【原因】
①急性肝炎(B型肝炎か非A・非B型肝炎)から移行する場合
②原因は分からないがストレスなどで最初から慢性肝炎として発病する場合があり、長期化するとついに肝硬変になることもあります。

【症状】
活動性のものは肝硬変になりやすく
①黄疸
②GOT(AST)・GPT(ALT)などの異常値
③手掌紅斑(しゅしょうこうはん)
④右肋骨下縁の腫張
⑤首や胸の血管腫張
が起こります。

【こんなとき漢方薬では】
食欲不振・イライラ・みぞおちのあたりが苦しい・シミが多くなった・二日酔いしやすいなどの症状を目標に、安静、食事療法とともに小柴胡湯(しょうさいことう)、大柴胡湯(だいさいことう)、茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)などで治療します。

タイトルとURLをコピーしました