扁桃炎(へんとうえん)

こんなときは漢方薬

扁桃は細菌から身体を守る「関所」の役目を果たします。

【原因】
過労、風邪、気候の変化などが誘引となりブドウ球菌、溶連菌(ようれんきん)などの細菌の感染が原因で起こります。

【症状】
①発熱(39〜40度)
②寒気や震え
③ひきつけ
④頭痛
⑤全身倦怠
⑥激しい喉の痛み(飲み込む時が強い)

扁桃は赤く腫れ、黄白色の膿がつくこともあります。
扁桃炎はたびたび繰り返し慢性化しやすく扁桃周囲膿瘍や中耳炎、リウマチの原因になることがあります。

【こんなとき漢方薬では】
急性・慢性の扁桃炎でもそれぞれに適応する薬で身体の抵抗力を増大させ全身状態を良くします。葛根湯(かっこんとう)、小柴胡湯加桔梗石膏((しょうさいことうかききょうせっこう)、清咽利膈湯(せいいんりかくとう)、などの良薬で改善します。

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