手足白癬(てあしはくせん)〜水虫〜

こんなときは漢方薬

水虫は一種の白癬菌が湿っぽい柔らかな皮膚に感染し繁殖して起こります。
主に足と手にできますが、同じ白癬菌が頭・陰股部・爪にも感染します。

【症状】
①皮が剥ける
②白くふやける
③赤くただれる
④水疱になる
⑤痛い
などですが、何と言っても
⑥痒み
が不愉快です。

冬場に症状が一休止しても梅雨期にはもう我が者顔です。患部の清潔、衣類の日光消毒、靴も空気にさらし毎日履き替えるなどの注意とともに、長引かせて化膿、かぶれを悪化させないことも肝要です。

【こんなとき漢方薬では】
抗白癬菌剤の華蛇膏(かだこう)、土槿皮(どきんぴ)チンキを外用に、皮膚の代謝を促し水虫の住めない体質を作るのに、麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)などを用います。根治が大切です。

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