更年期障害(こうねんきしょうがい)

こんなときは漢方薬

女性の生理が止まる40〜50歳前後の時期を更年期と呼び生理不順、卵巣の老化とともにホルモン分泌がアンバランスになります。

【症状】
自律神経失調などで不定愁訴として
①のぼせ
②足冷
③頭痛
④めまい
⑤発汗
⑥肩こり
⑦動悸
⑧しびれ
⑨不眠
⑩ヒステリー
⑪記憶力減退
などがあり、気候の変わり目や感情の動きでひどくなったり軽くなったりします。

【こんなとき漢方薬では】
長い人生の大きな節目である「更年期の障害」を乗り切るために、消炎、強壮、強心、強肝、利尿作用を持つ薬で総合的に身体の隅々まで元気を取り戻させようとします。半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)、加味逍遙散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などの良薬で治します。

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