神経衰弱(しんけいすいじゃく)

こんなときは漢方薬

神経症(ノイローゼ)の中のひとつに神経衰弱があります。心身の過労が原因でおこり検査をしても全く異常がないのに、本人は肉体的・精神的症状を訴えます。

【原因】
神経衰弱になりやすい人は罹りやすい素質的なものがあって、これに生活環境と引き金になる精神的な原因が重なって発病します。

【症状】
①肉体的症状(頭痛・首や肩のこり・めまい・耳鳴り・不眠・動悸)
②精神的症状(イライラ・劣等感・不安感)
などがある。
「本当は病気ではないのに病気だという思いが強い」
病は気からの部分が多面的にみられます。

【こんなとき漢方薬では】
生活面でのゆとりを持ち、症状の改善に半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、加味逍遙散(かみしょうようさん)などで全身的に気の病も治していきます。

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