脳卒中(のうそっちゅう)

こんなときは漢方薬

脳血管の障害によりおこる発作を脳卒中と言い死亡率が高い。脳出血、脳梗塞(脳血栓・脳栓塞)、くも膜下出血が脳卒中を起こす主な原病。

【原因】
脳卒中の97%は高血圧。動脈硬化、飲酒、喫煙、肥満、寒冷、精神的ストレスなども発作の誘因となります。老人に多く見られた病気だが昨今は20〜30歳代にも多発し生活習慣病の若齢化です。

【症状】
後遺症として
①運動・感覚の麻痺
②言語障害
③文字が理解できない
④意識障害
など脳の損傷部位に応じて多様な症状を示します。

【こんなとき漢方薬では】
血圧を下げ脳の充血を去り、出血を止めイライラ興奮を鎮めながら、半身不随・言葉の不自由などに瀉心湯(しゃしんとう)、続命湯(ぞくめいとう)、抑肝散(よくかんさん)、釣藤散(ちょうとうさん)などで改善します。

タイトルとURLをコピーしました