腱鞘炎(けんしょうえん)

こんなときは漢方薬

腱は筋肉の末端部の骨に近い部分です。鞘はさや状に腱を包んでいる部分です。

【原因】
①手・足の関節への無理な負担、使いすぎによる炎症
②化膿(瘭疽(ひょうそ)など)

【症状】
腱鞘のあるところならどこにでも起こります。足よりも手、特によく使われる人差し指、中指、親指に多く腕や手首にも生じます。

①関節が動かしにくい
②動かせば痛み(激痛の場合もあり)雑音を生じる
③しびれ
④熱感
⑤赤く腫れる
などです。

【こんなとき漢方薬では】
炎症のある指・手の関節を動かさず安静に保ちます。
疼痛、腫脹、熱感、水のたまりなど程度と状態に合わせて桂芍知母湯(けいしゃくちもとう)、甘草附子湯(かんぞうぶしとう)、薏苡仁湯(よくいにんとう)などの漢方薬で苦痛を取り去ります。

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