貧血(ひんけつ)

こんなときは漢方薬

血液中の赤血球や血色素の量が不足している状態を貧血といいます。

【原因】
①月経による出血量が多い
②鉄分の欠乏
③子宮筋腫
④造血機能の低下
⑤再生不良性貧血
⑥痔や胃・十二指腸潰瘍
⑦アンバランスな栄養の食事
などです。

【症状】
①顔色が悪い
②まぶたの裏が白い
③めまいや立ちくらみ
④動悸、息切れ
⑤耳鳴り
⑥疲労
など。
本人にとっては毎度のことながら苦痛です。
鉄分不足を補うのに、鉄剤を飲むだけでなく、鉄分を多く含む食品(ひじき、煮干し、大豆、鰯など)を摂ると良いでしょう。

【こんなとき漢方では】
消化器系を強め、血液を造る骨髄を丈夫にして貧血を治します。芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)、連珠飲(れんじゅいん)、十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)などで体調を良くしましょう。

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