食欲不振(しょくよくふしん)

こんなときは漢方薬

ひとくちに食欲不振と言っても様々な原因からおこります。夏バテ、風邪、胃炎、便秘から、ひいては恋患いに至るまであらゆる病気に伴います。
食欲不振の最も重度なものが拒食症(神経性食思不振症)でしょう。

ヒステリーや精神病の範囲には入らず、不幸な恋愛事件、家庭不和その他精神的な原因から食べるのを拒んで体重が極端に減ったりホルモン異常をおこします。

【症状】
①食欲不振
②憔悴感
③無気力
④無月経
などがあらわれ、憔悴の割合には精神的、肉体的活動力は衰えません。

【こんなとき漢方薬では】
精神の緊張を和らげ胃腸の動きを活発にさせる小柴胡湯(しょうさいことう)、甘草瀉心湯(かんぞうしゃしんとう)、加味帰脾湯(かみきひとう)などで食欲・気力を回復させます。

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