骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

こんなときは漢方薬

骨組織の破壊が進み、カルシウムやリンの量が減少し骨の内部に鬆(多数の穴)ができるため、骨がもろくなる病気です。

【原因】
閉経後の婦人(性ホルモンの欠乏)や胃切除、人工腎臓使用後、全身的重篤疾患の後にも起こります。
60歳以上では約半数の人にみられます。

【症状】
脊柱や四肢骨、ことに大腿骨頚部の骨折を起こしやすくなります。問題なのは脊柱の場合で身長が低くなったり、脊柱が曲がる、急に腰痛が起こる等があります。もろくなった脊椎骨が圧迫されるためです。

【こんなとき漢方薬では】
タンパク質やカルシウムをよく摂り骨や筋肉ををよく動かし鍛えます。
また、八味丸(はちみがん)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)、帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)などで体力を補い、疼痛を軽快させると共にこけない(転ばない)ように気をつけましょう。

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