低血圧(ていけつあつ)

こんなときは漢方薬

最大血圧が100以下の場合を低血圧といいます。

【原因】
全く原因が見当たらない本態性低血圧、明らかに原因となる病気がある症候性低血圧があります。
症候性低血圧の場合には
①心臓病
②胃腸疾患
③内分泌の異常
④循環不全
⑤多量の出血
などがあります。

【症状】
低血圧の人全てに症状があらわれるわけではありませんが、主な自覚症状は
①疲れやすい
②めまい
③耳鳴り
④食欲不振
⑤手足の冷え
⑥寝起きが悪い
⑦不眠
⑧動悸
⑨息切れ
などがあります。

【こんなとき漢方薬では】
原因の有無よりも自覚症状の改善を重点にして、全身の調和で血圧を自然に安定させます。
真武湯(しんぶとう)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)、人参湯(にんじんとう)など適切な良薬で治します。

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