生理痛(せいりつう)

こんなときは漢方薬

月経に伴う痛みや不快な症状が強すぎるものを月経困難症といいます。

【原因】
子宮内膜症や子宮筋腫、骨盤感染症などや、特に原因となる疾患はなく、精神的影響やホルモンバランスの崩れで生理痛となることが多い。

【症状】
①生理前・生理中を通じて、または生理後に痛むパターンがある
②下腹部・腰・背中・頭が
③鈍痛・圧痛・張り裂け転げまわるほどの激痛で何もできず
④悪心・嘔吐を伴う人もいます。
⑤痛みは1日〜4・5日
⑥毎月繰り返し長年に及ぶ

【こんなとき漢方薬では】
冷えのため血行が悪いもの、気のうっ滞によるもの、瘀血(おけつ)によるものを痛みや体質に応じ当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)、折衝飲(せっしょういん)桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などで一時しのぎでなく根治へと導きます。

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