ノイローゼ

こんなときは漢方薬

新入学、就職、転勤などで新しい環境に慣れはじめた頃に起こる心身の変調をその季節にちなんで五月病と呼びます。その代表格がノイローゼ。

【症状】
①頭痛
②肩こり
③めまい
④耳鳴り
⑤動悸
⑥イライラ
⑦不眠
⑧劣等感
⑨不安
などの肉体的、精神的な苦痛を訴え医学検査などでは異常が見られない。

狭いところに閉じ込められると起こる不安神経症や心身の過労から不眠、夢ばかりを見る神経衰弱、ヒステリーや対人・赤面恐怖症などの強迫神経症もノイローゼに入ります。

【こんなとき漢方薬では】
病気を起こす体質的な面と病は氣からの「氣」を重視、肝臓・胃腸機能を高め全身的に改善します。半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)、抑肝散(よくかんさん)などの良薬が多くあります。

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