五十肩(ごじゅうかた)

こんなときは漢方薬

40代以降に頻発し、50代に多く見られ肩関節の痛みと運動制限があるものを言う。

【原因】
ささいな外傷、腱炎、滑液包炎(かつえきほうえん)などから五十肩となるが、これと言った原因がなく一種の老化現象とみる。

【症状】
①帯が結べない
②ブラジャーのホックが留められない
③髪の毛がとけない
④上着の袖が通しづらいなどの運動制限
⑤だるさ〜激痛で寝返りができない
⑥後頭部・うなじ・上腕に痛みが放散
⑦3〜4ヶ月から2〜3年続く人もいる。

【こんなとき漢方薬では】
筋肉の緊張・ひきつけ・血行の改善と鎮痛、老化を食い止める強壮剤、増血作用、老廃物を利尿で体外に出す生薬を組み合わせる。
独活葛根湯(どっかつかっこんとう)、十味剉散(じゅうみざさん)・芍薬甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)、二朮湯(にじゅつとう)などで肩の回りを良くします。

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