腋臭(わきが)

こんなときは漢方薬

汗腺には
皮膚表面に多い、エクリン腺と脇の下、乳房、臍、性器、肛門の周囲に限られるアポクリン腺があります。

【症状】
悪臭を放ち、人により軽重の差があります。わきがの臭いの強い人は、臭いのことが気になりすぎて社会生活にまで支障をきたす人もいます。

【原因】
普通、汗の量は1日平均0.9kgほど。アポクリン腺からはごく微量に絶えず分泌され、月経前後、妊娠中、性的興奮時は分泌が盛んになります。
汗の分泌6時間後より異臭を放つのは毛根付近に常在する細菌類の影響のためです。

【こんなとき漢方薬では】
汗の分泌、精神的緊張・疲労などを目標にします。桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)などで治し、快汗に暮らしましょう。

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