子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

こんなときは漢方薬

女性は「子宮で考えよ」と古人は言う。
子宮のペースを大切にという意味です。

【原因】
卵胞ホルモンの刺激で、子宮の筋繊維が増殖するためと言われますが、はっきりした原因は不明です。

【症状】
こぶ、しこり、かたまり状態で子宮壁内に発生するのが子宮筋腫です。
筋腫の大きさは大小様々で数個ある場合もあります。10人中1~2人の割合で30歳代後半~40歳代に多い。

主な症状は
①月経過多
②不正出血
③貧血
④下腹痛と不快感
⑤腹部が膨れる
⑥腰痛
⑦生理痛
⑧流産
⑨不妊
などです。

【こんなとき漢方薬では】
不正出血等の諸症状の改善と、子宮の働きをよくすることで治療します。芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、温経湯(うんけいとう)などがあります。

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