甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)

こんなときは漢方薬

甲状腺の機能が低下し、顔などの腫れる様から粘液水腫(ねんえきすいしゅ)とも呼ばれます。

【原因】
原因がよくわからないもの、下垂体の病気、食物中のヨード不足、橋本病ともいう。
主として自己免疫疾患と考えられます。

【症状】
数ヶ月〜数年で
①動作が鈍くなる
②絶えず身体がだるく易疲労感
③計算がのろいなど頭の回転が鈍くなる
④全身の痛み
⑤脈拍が遅い(50以下)
⑥便秘
⑦食欲不振
⑧体重増加
⑨髪の毛が薄くなる
⑩皮膚の乾燥
⑪汗が出ない
⑫顔・手足がむくみ、腫れ
⑬声が太く低くなる
⑭舌が大きくなる
など

【こんなとき漢方薬では】
新陳代謝を高め甲状腺機能を正常化へ導く九味檳榔湯加呉茱萸茯苓(くみびんろうとうかごしゅゆぶくりょう)、五苓散(ごれいさん)、大柴胡湯合桂枝茯苓丸(だいさいことうごうけいしぶくりょうがん)を用い甲状腺ホルモンとの併用で改善へと導きます。

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